salesforce技術ブログ(Summer’13追加・変更機能について)
Summer’13リリースに伴い、追加となった機能のうち、気になったものを数個ご紹介いたします。
★Summer’13追加・変更機能について
1.テストメソッドの仕様変更について
これまで、テストメソッド作成は、テストクラスを作成し、その中に記述することは勿論のこと、
処理を行っているクラス内にも記述が可能でした。
Summer’13のアップデートにより、テストメソッドは、テストクラス内にのみ定義可能となります。
ただし、既存のクラスにテストメソッドが定義されている場合であっても、APIバージョン27以下で
あれば、継続利用は可能なようです。
既存のクラスのAPIバージョンを上げる場合は、注意が必要ですね。
2.数式から返されたブーリアン値をチェックボックスで表示可能に
これまで数式項目の表示に使用できなかったチェックボックス項目が、Summer’13以降利用できるようになりました。
数式でTrue/False形式の戻り値を持つ記述を行った場合のみ、チェック/未チェックの表示が可能となります。
これは、使いどころによっては便利ですね。
3.スキーマビルダでの項目レベルセキュリティ変更
スキーマビルダを利用して画面項目を作成した場合、項目レベルセキュリティは、別途設定しなければ
いけませんでしたが、スキーマビルダから設定できるようになったようです。
地味に便利です。
4.開発者コンソールの機能拡張
こちらも、都度のアップデートでバージョンアップを行っていますが、今回のアップデートで、Ctrl+Space
押下での、選択可能なオプションの確認・選択が可能となったようです。
本機能が無かったために、Eclpseを利用し続けていた方には、朗報ですね。
Idea Exchangeでの機能改善要望を出すと、バージョンアップの際に反映されることもあるようですので、
要望があれば、出してみると良いと思います。