blog
ブログ

Salesforce技術ブログ:【Heroku & Salesforce】アンケートアプリをつくってみた

こんにちは、グリズリー工藤です。
Salesforce World Tour Tokyo 2018 今回も大盛況でしたね。
当社もブースに出店しており多数の方に足を運んでいただきました。本当にありがとうございます。


さて、話は変わりますが当社では毎月1回グループごとに会議を行っておりまして、
出席するかどうかやお弁当が必要かどうかをChatterでアンケートを取ったり、Googleカレンダーで回答してもらったりしていました。



しかし、Chatterの機能のみでは誰がアンケートに回答したか、そもそもアンケートを見ているかといった状況が
追跡できないため、誰が回答していないかをいちいち確認する必要がありました。。(早く回答してくれ~)


そこで Salesforce と Heroku を連携させて、メンバーにアンケートを送信し、
リンクをクリックしたか、アンケートに回答したかが一目でわかるアプリを作成してみました。


HerokuとSalesforce使ったアンケートアプリのご紹介

全体的な仕組みは上図のようになっています。
Salesforceで作成したレコードを Heroku Connect で連携して、SendGridで
回答者にメールを一括送信するようにしています。



回答者(グループのメンバー)がメールを受信して開封すると、その情報を受け取って Heroku Postgres 上に更新をかけにいきます。
その後、Heroku Connect で Salesforceにレコードを更新しにいきます。
これでアンケートを開いたのに回答をしていない不届き者がわかります。



また、同様にメールのリンクをクリックしたかどうかも追跡しています。
アンケート回答画面で回答を行うと、今度はアンケートの各設問への回答を
更新しにいきます。



Salesforce上であらかじめレポートを作成しておくと誰が回答しているかが
一目でわかるので早く回答するように促すことができます。



デフォルトのオブジェクト構成のみではレコードを作成するのが大変なので、
弊社の環境ではキャンペーン、キャンペーンメンバーと組み合わせて回答者を取得する
Lightning コンポーネントを作成しています。

オブジェクト構成

いかがでしたでしょうか?
今回作成したアプリケーションについてはGithub上で公開を行っています。
https://github.com/n-sysdes-co-jp/questionnaire-app-dev


HerokuとSalesforceのdeveloper環境があれば試すことができますので、
是非ダウンロードしてご指摘、改善点などございましたらコメントいただければと思います。
それではまた!
contact

ご相談・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

翻訳