異業種からの転職 管理栄養士から
システムエンジニアを志す
2021年入社 3年目(2023年10月取材時)
開発
「誰がこのゲームをつくったのだろう?」中学時代の気持ちを思い出す
栃木県宇都宮市出身の私は、幼少の頃からスポーツが大好きで、ソフトボールのクラブ活動に熱中していました。かなりマニアックですが、中高時代はパワーリフティング部に所属。ベンチプレスでは、50キロの体重で62キロを上げるまで力持ちになりました。スポーツ科学や栄養学に興味があった私は、健康科学部栄養学科へ進学。当時は栄養学から何かしらスポーツに関わりたいと漠然と思っていました。
その後、栄養士の資格を取得した私は、食品スーパーへ就職。総菜部門へ配属されました。業務内容は当然ながら調理です。ところが、学生時代からスピーディーに作業をすることを得意としていなかった私にとって調理現場の仕事は負荷が大きく、仕事を続けていくことに不安を覚えました。それと同時に「私には座って考えるような仕事が向いているのでは?」と思うようになったのです。
インターネットの適職診断を受けてみると、私の適職は「システムエンジニア」と表示され、転職エージェントのコンサルタントに相談した際にもIT業界で働くことを強く推奨されました。冷静に自己分析をしてみると、もともとPC操作は得意な方でしたし、大学時代はクラスの中でタイピングスピードも最速でした。
そうこう考えていくうちに、忘れていた記憶を思い出したのです。中学時代の私はゲーマーで、インターネットのフリーゲームにかなりハマっていました。当時は「どんな人がこのゲームをつくったのだろう?」と想像しながらワクワクしていたものです。「なるほど!もしかすると私は本当にシステムエンジニアに向いているのかもしれない!」そう直感しました。
面接を通じて「この会社でシステムエンジニアを目指したい!」と心から思った
システムエンジニアを職業として意識した私は、まずはプログラミングを基本から学んでみることにしました。最初はHTMLの基本書を購入し独学を進めたのですが、不思議なことに、ほぼつまずくことなく理解することができたのです。「システムエンジニアになろう!」と決めた私は、プログラミングスクールに3か月間通学した後、IT業界への転職活動を始めました。ところが、面接が苦手な私の転職活動はかなり難航しました。当時はコロナ禍の真っ只中で、ほとんどの面接はリモートということもあり、上手に自分の想いを伝えることができない日々が続きました。
転職活動を進めていく中で唯一「話しやすい!」と感じることができたのが当社(日本システムデザイン)でした。一次面接を担当いただいた人事担当者のお人柄が良く、自然体の自分をさらけ出すことができたのです。役員面接でも風通しの良い社風を肌で感じることができ「この会社でシステムエンジニアを目指したい!」と心から思えました。
面接で感じた雰囲気は入社後も変わりませんでした。経験に乏しい若手社員が上長や先輩社員に自由に意見したり、質問ができる社風です。経営陣は都合の悪いことを従業員に隠すこともく、とてもクリーンな会社だと感じます。
多種多様な業種のお客様のために貢献できる仕事
当社へ入社してからは、3か月間の新人研修を受講後、まずはフロント画面のデザイン設計から担当しました。自分が作成した案件がお客様に採択されると、画面を動かす側の作業に進むことができました。新人でもある程度の裁量権が与えられるため、いい意味で緊張感がありますし、仕事の責任を感じることができました。ですが、最初は失敗と学びの多い1年となりました。関与したプロジェクトの最終納期は間に合ったものの、私のスケジュール管理のミスで上司や先輩にかなり迷惑をかけてしまったのです。「業務上の問題が発生したらいち早く共有する」「スケジュール管理を徹底する」ことの重要さを痛感しました。
私が担当するメイン業務は、Salesforceをはじめて導入するお客様に向けてのカスタマイズです。具体的には、Herokuと呼ばれるアプリケーションの開発から実行・運用までのすべてをクラウドで完結できるプラットフォームを活用しながらSalesforceと連動させていきます。私は入社してからの2年で3社の案件に携わりました。インフラ業界の課金システム、M&Aコンサルティング会社のクライアントログイン画面設計、引越に関わる各種申請を一括で管理できるポータルサービスと、お客様の業種が幅広いため、同じ作業の繰り返しではなく、毎日が新しい発見でした。
システムエンジニアに限らず、最初は誰もが初心者です。当社は若手を育成する文化が定着していますし、やる気さえあれば希望する案件にも携わることができます。新卒未経験者や私のような第二新卒者も安心してシステムエンジニアを志すことができる環境です。
1日のスケジュール
- 9:00朝会、その日の作業の確認、メールチェックなど。
- 9:30午前の作業。
- 12:00昼休憩。
- 13:00午後の作業。
- 15:00昼会(15分程度)。
- 17:45夕会(5分程度)。
- 18:00退社。
上長から見た花田さん
いつも前向きに、仕事を取り組んでくれて、本人のスキルではまだ難しいと思うことも、チャレンジしてやり遂げる姿をたくさん見せてくれます。
成功や失敗の経験を活かして、自分自身だけでなく、周りのメンバーを巻き込んで、より大きな成長ができると思っています。前向きな姿勢で、お客様やメンバーとの関係を大切にして、多くのプロジェクトを成功に導いてくれると期待しています。