インセンティブ制度は社員の意欲向上にとても有効なツールです。しかし、そのための条件や支給額の計算をシステム化されている企業はまだまだ少ないかと思われます。営業チームのインセンティブ管理にGoogleスプレッドシートやExcelを使い、手入力されている会社は多いのではないでしょうか?また、営業担当者は商談ごとのインセンティブ額を自身で把握できているでしょうか?
「インセンティブ計算を自動で管理したい」「この案件を受注できたらいくらもらえるのか知りたい」「ノルマ達成までの進捗を把握したい」…
本記事は、このようなお悩みを抱えている皆様にぜひご一読いただきたい内容となっております。インセンティブ計算の自動化、営業担当者へのインセンティブ額の明示は、経理への不信感を取り除き、営業の更なる目標達成に向けたモチベーションアップに繋がります。
「でも、どうやって…?」
Salesforce Spiffで実現できます!これから、Salesforce Spiffの活用方法と、期待される可能性についてご紹介いたします。
Salesforce Spiff(セールスフォース スピフ)とは?
Salesforceのデータを活用し2重入力をなくす
Spiffとは2024年にSalesforceが買収しSalesforce製品となった製品で、営業チームのインセンティブ計算を自動化し、管理するプラットフォームです。SpiffはSalesforceとの連携が可能であり、Salesforceで登録したレコードを同期できます。SpiffとSalesforceの同期により、Spiffで作成するインセンティブ計算式には、Salesforceの標準およびカスタム項目の値を使用できます。
営業担当者のモチベーションアップ
貴社の営業担当者は、案件獲得時やノルマ達成時にいくらのインセンティブが支払われるか、正確に把握できているでしょうか?Salesforce Spiffなら、柔軟なインセンティブ計算をもとに、「この案件で自分はいくらもらえるのか」をひと目で確認できます。インセンティブプランは、事前に「ノルマ達成率に応じた支給レート」を設定できますし、市場のチャンスが高まっているタイミングで、後から最適なプランを追加できます。
自分の頑張りがいくらのインセンティブに繋がるのかが明確に分かると、モチベーションはぐっと高まります。
ノルマ達成までの差分をグラフで見える化
Salesforce Spiffの最大の魅力の一つとして、「ノルマ達成までの差分をグラフで見える化できる」という点が挙げられます。前述した案件獲得時のインセンティブ額の表示だけでなく、ノルマ達成といった長期的視点での進捗管理も、グラフで分かりやすく表示できます。「今、自分はノルマに対してどの位置にいるのか」「達成まであとどれくらいか」がひと目で分かるので、日々の営業活動の指針になります。そしてゴールまでの道筋が次第に鮮明になっていくこの“見える化”が、営業のやる気を引き上げることは明白でしょう。
Salesforce Spiffの概要や魅力について、イメージが湧いてきたのではないでしょうか。
ではここから、基本的な設定方法をピックアップしてご説明します。
Salesforce Spiffで柔軟なインセンティブ計算
Salesforceのデータをそのまま使用できる
Salesforce Spiffでインセンティブ計算のロジックを組む際には、Salesforceから取得してきたデータの値を使用できます。またSalesforce Spiffでは、新しい項目を自由に作成でき、数式を使って計算したり、直接値を入力したりすることも可能です。
【Salesforceとの接続】
Salesforce Spiffの「アドミン」タブ→「コネクタ」から「Salesforce」を探し、接続します。
【Salesforceの項目を使用】
同期対象のSalesforceオブジェクトとその項目を選択し、追加できます。
【Salesforce SpiffのデータシートにSalesforceの項目値を使用】
下記の表(データシート)のように、Salesforceの項目値を取得できます。
Salesforce Spiffの概要について
実際にインセンティブ計算式の作成に入る前に、前提として理解しておくべきSalesforce Spiffの概要について説明します。Salesforce Spiffでは、プラン、データシート、ワークシート、クォータテーブル、範囲テーブル等の要素を使用します。
【プラン】
インセンティブ計算の合計値を表示します。プランにはユーザーの割り当てを行い、作成したプラン内にデータシートやワークシート等を作成します。
【データシート】
インセンティブ計算の元になるデータの抽出や、インセンティブ計算のルールを作成します。
【ワークシート】
データシートやその他の作成したテーブルから値を取得し、インセンティブ計算のルールを作成します。
【クォータテーブル】
営業担当者別にノルマを作成できます。ノルマの期間は、年単位、月単位、四半期単位から選択できます。
【範囲テーブル】
ノルマ達成率や指定した金額ごとに、インセンティブの支給率(レート)を定める場合に作成します。
Spiffの概要について理解できましたでしょうか?ここからは、実際のインセンティブ計算式の作成方法についてご紹介します。
Salesforce Spiffでデータシートを使ってインセンティブ計算式を作成
インセンティブ計算には様々なパターンが存在しますが、本記事では例として、新規案件獲得のインセンティブ計算についてご紹介します。具体的なインセンティブ支給の条件並びにルールは以下とします。
- 新規のお客様を対象とした案件である
- クローズした際、売上金額の3%をインセンティブ支給額とする
※以降は、Salesforceの商談オブジェクトとの同期を行ったことを前提として説明します。
フィルターの作成方法
フィルターを作成すると、データを絞り込みが可能になります。Salesforceのリストビューでデータを絞り込むときと同じイメージで構いません。
Salesforce Spiff側で、以下のすべての条件を満たすフィルターを作成し、データを抽出します。
- 商談レコードの所有者IDとユーザーIDが等しい →ByRep(別途作成)
- 「完了予定日」が今月の期間内である →InPeriod(別途作成)
- 商談レコードの「種別(Type)」項目の値が「New Business」と等しい
- 「フェーズ(StageName)」の値がClosed Won もしくは Closed Lost ではない
以下は、作成したフィルターによって抽出されたデータになります。指定した条件を満たしているか、確認します。
インセンティブ計算用の項目作成
データシートにインセンティブ計算用の項目を作成します。今回のインセンティブ支給の条件に合うように、「売上の3%」を計算する数式項目(NewInsentive_Prediction)を作成します。Salesforce Spiffでは下記画像のとおり、新しく項目を作成し、数式や数値の入力ができます。
支払いルールの作成
「支払いルール」を作成して、プランに表示します。支払いルールとは、インセンティブ計算の合計値を意味しています。
作成したインセンティブ計算用の項目(NewInsentive_Prediction)を選択し、支払いルールの作成を行います。作成した支払いルールは、プランに表示されます。
Salesforceで案件ごとのインセンティブ額を見える化
Salesforce Spiffで作成した支払いルール(インセンティブ計算の合計値)をSalesforceに表示する設定をご紹介します。
※以下の設定は機能をイメージして頂くための抜粋した内容となります。Salesforce Spiff設定のご支援やご相談は「お問い合わせ」ボタンから、必要事項を記入後にお問い合わせ内容欄に「Spiff案内希望」と入力し送信頂けますと、折り返しご案内いたします。
Salesforce Spiff側でゴーストルール、手数料 推定者のフラグをオンにする
Salesforce Spiff画面でプランを開き、ゴーストルール、手数料 推定者のフラグをオンにします。
ゴーストルールのフラグをオンにすると、決定したインセンティブ額ではなく、今後支払われる可能性のあるインセンティブとして処理されます。
手数料 推定者のフラグをオンにすると、Salesforceのコンポーネントに表示する用のプランとして処理されます。
Spiff Commission Estimatorパッケージのインストール
SalesforceのコンポーネントにSalesforce Spiffの支払いルールを表示するためには、Spiff Commission Estimatorパッケージのインストールが必須となります。パッケージのインストールは、下記リンクから可能です。
https://sfdc.co/salescommissioninstall
Salesforceでコンポーネントを配置する
Salesforceの商談のLightningレコードページ編集画面を開き、「userCommissions」コンポーネントを配置します。
Salesforce Spiff画面で、手数料 推定者フラグをオンにした支払いルールが表示されます。以下の画像からは、「この商談を無事にクローズできれば、インセンティブとして3,000円を受け取れる」ということが分かります。
ノルマ達成までの差分のグラフをSalesforceに表示
Salesforce SpiffとSalesforceの連携により、営業担当者別にノルマを定め、達成までの道筋をグラフとして視覚的に追うことができます。ノルマ達成までの差分のグラフをSalesforceに表示する方法をご紹介します。
データシートを作成
以下の3つのデータシートを作成します。
- ロストしていないすべての商談を抽出する
- 未クローズの商談を抽出する
- クローズ済みの商談を抽出する
【ロストしていないすべての商談】
【未クローズの商談】
【クローズ済みの商談】
クォータテーブルを作成
クォータテーブルを作成し、各月にノルマ金額を入力します。
ワークシートに必要な項目を作成
ワークシートを作成し、以下の項目名で名前を付け、項目値を入力します。(スペル間違いに注意してください)
sce_amount:今月の目標金額
※QuotaTableは作成したクォータテーブルの名前
sce_amountinquestion:未クローズの商談の合計金額
※YetClosedWonInPeriodは未クローズの商談を抽出したデータシートの名前
sce_current_tier_percent:現在のインセンティブ率
※今回は固定値を例としております
sce_next_tier_percent:次フェーズのインセンティブ率
※今回は固定値を例としております
sce_attainment_if_deal_closes:ロストしていないすべての商談の合計金額
※NotClosedLostInperiodはロストしていないすべての商談を抽出したデータシートの名前
sce_year_to_date_attainment:クローズ済みの商談の合計金額
※ClosedWonInPeriodはクローズ済みの商談を抽出したデータシートの名前
sce_remaining_attainment_amount:目標金額とすべての商談の合計金額の差額
sce_fields:詳細設定
※そのままコピーして使用してください
=if(sce_amount,0,0)+if(sce_current_tier_percent,0,0)+if(sce_next_tier_percent,0,0)+ if(sce_attainment_if_deal_closes,0,0)+if(sce_year_to_date_attainment,0,0)+ if(sce_remaining_attainment_amount,0,0)
scegraphpayment:詳細設定
※そのままコピーして使用してください
=if(sce_fields = null,0,0)
支払いルールの作成
ワークシートに作成した「scegraphpayment」項目を選択し、支払いルールを作成します。
支払いルール名は、「sce_chart_オブジェクト名」とします。今回は、商談オブジェクトを使用しているため、「sce_chart_Opportunity」となります。
また、ゴーストルール、手数料計算のフラグをオンにします。
クォータバーに表示されている項目の解説
前述したとおり設定を行うと、下記のようなグラブ(以下、クォータバー)がSalesforce画面に表示されます。
クォータバーによってノルマ達成までの差分を見える化し、営業の指針にします。
クォータバーが示している数値の解説をします。
- JPY 10,000,000:ノルマ金額
- JRY2,100,000:ノルマ金額までの差分
- 3.00% Current Tier:現在のインセンティブ率
- 4.00% Next Tier:次フェーズのインセンティブ率
- 79% of the quota achieved:現在未クローズの商談がすべて無事クローズされた場合のノルマ達成率
- JPY1,800,000:既にクローズしている商談金額
- JPY7,900,000:既にクローズしている商談金額と未クローズの商談金額の合計
いかがでしょうか?このように、Salesforceの画面で自身のノルマを確認できれば、「あといくらノルマに足りないのか」「現状積み上げた数値は何%なのか」をはっきりと理解できます。
まとめ
「Salesforce Spiff:営業のやる気アップ術」と題してご紹介しました。Salesforce Spiff導入によるインセンティブ額の見える化や、設定方法などについてご理解いただけたでしょうか?
Salesforce Spiffの導入により、柔軟なインセンティブ計算が可能になります。Salesforceの項目を取得し、それを数式に当て込むことで、あなたの会社独自のインセンティブ計算を実現できます。管理者の立場から見ても、インセンティブ額をいちいち手計算する必要がなくなるため、計算ミスのリスクを大幅に減らせるのではないでしょうか。さらに、Salesforce Spiffを導入すると、営業担当者は「この案件でいくらもらえるのか?」「ノルマ達成まであとどれくらいなのか?」をひと目で分かりやすく確認できます。インセンティブ額やノルマ達成率の見える化は、営業担当者のやる気をぐっと引き上げること間違いなしです。
本記事でご紹介させていただいたSpiffとSalesforceの連携について、ご興味のある方は、「お問い合わせ」ボタンから、必要事項を記入後にお問い合わせ内容欄に「Spiff案内希望」と入力し送信頂けますと、折り返しご連絡いたします。
当サイトでノウハウ共有やSalesforceの定着促進・保守運用・開発を検討している方へ、様々なダウンロード資料をご用意しております。ぜひ資料をダウンロードいただき、ご活用ください。
OpenAI、Gemini、Claude……。多様なAIの名前を耳にするようになり、新しい技術の波が迫ってきているのを肌で感じるこの頃です。
今回はそんなAIたちに、インターネットの情報ではなく「私の情報」で判断してくれるように工夫するお話です。
「私の情報」というのは、企業であれば「自社の顧客情報」や「自社の商談状況」のことです。それらをAIの判断材料に使えたならば、「自社の未来を予測」してくれる、自社専用のAI環境が作れるのではないでしょうか。
しかし、組織に存在する情報をすべて一ヵ所に保存している環境はごく稀でしょう。Salesforceを代表とするクラウドサービスや業務アプリケーション、AmazonS3などのクラウドストレージ、あるいはローカルファイルなど、組織運営ではさまざまなデータソースを使い分けていることがほとんどです。そういった形式の異なる分散した情報をAIにすべて与え、理解させるのは通常ならば困難です。
そこで登場するのがMCPサーバーです。
今回のブログでは、CData社のMCPサーバーシリーズを使用し、Claude(デスクトップ版)からSalesforceのデータとExcelファイルのデータを同時に参照する方法を紹介します!
CData社のMCPサーバーシリーズは2025年12月末まで、無償のベータ版が利用可能です!来年からの提供態勢は判明次第お知らせします。
無償ベータ版をご希望の方は下記の「お問い合わせ」ボタンから、必要事項を記入後にお問い合わせ内容欄に「CDataトライアル希望(Salesforce用MCPサーバー)」または「CDataトライアル希望(Excel用MCPサーバー)」、もしくはその両方を記載頂き送信頂けますと、無償ベータ版を準備いたします。
MCPサーバーとは?
MCPサーバーの前にまずは、MCPについて説明いたします。
MCPとは
「Model Context Protocol」の略で、AI を外部データソースに安全かつ効率的に接続するために設計されたオープンソースプロトコルです。
つまり、AIから様々な種類のデータソースへ通信する形式をMCPとして共通化します。
規格を共通化するという点で、USB-TypeCのようなものと例えられたりすることもあるようです。様々な種類のデバイスを同じケーブルで繋げられるイメージですね。
MCPサーバーとは
データソースの機能をMCPに変換してAIアプリケーションに連携するプログラムです。
仮にMCPがUSB-TypeCのケーブルだとすれば、MCPサーバーは変換器に例えても良いかもしれません。
例えば、必ずしもすべてのデバイスにUSB-TypeCの差込口があるわけではないですよね。それでもUSB-TypeCを使いたい場合には、そのデバイスの独自形式に合った変換器を用意することで、USB-TypeCを使えます。このように変換器をイメージするとわかりやすいです。
つまり、MCPサーバーを利用し、異なる規格のデータソースをMCPで統一することで、AIが様々なデータソースを同時かつ同様に取り扱えるようになります。
【ちょっと深堀】MCPクライアント
少し技術的なお話になりますが、気にする方もいらっしゃるトピックだと思いますのでご紹介します。飛ばしていただいても大丈夫です。
ここまで直感的な分かりやすさのためにAIアプリケーションと呼んでいましたが、ここで指していたものは正確には「MCPクライアント」と呼びます。今回紹介するケースでは「Claude(デスクトップ版)」がMCPクライアントにあたります。私たちが実際に命令を入力する画面のことですね。
MCPクライアント自体はAIではなく、あくまでAIを利用するアプリケーションです。ユーザーとAI、そしてデータソースの間を取り持つ仕事をしています。
MCPクライアントは次の仕事をしています。
- ユーザーからAIへの命令を受け取る
- AIに命令を渡す
- AIが回答のために必要としているデータソースを、MCPサーバーから持ってくる
図にすると分かりやすいですが、AIとMCPサーバーは直接繋がっているわけではなく、MCPクライアントを介してデータを参照しています。ユーザーはMCPクライアントで「データソースの使用の権限」を設定することができ、曖昧な命令によるAIの誤操作を対策することができます。例えば、権限を参照のみにしておけば、誤ったデータ上書きや削除は発生しません。
MCPサーバーを活用してできること
MCPクライアントでは、AIがMCPサーバーを利用してリアルタイムのビジネスデータ、ツール、ワークフローにアクセスでき、結果としてユーザーは対話型AI を使用して自然にデータと対話できます。
加えて、情報収集やデータ分析、レポート作成、システム操作など複雑なタスクを自動化することができます。
AIがデータソースをMCPサーバーから受け取れることで、ユーザーの要求や背景に存在するデータを理解し、回答やアクションの実施が可能となります。
つまり、「自社の顧客情報」や「自社の商談状況」を背景情報として理解し、回答するAIが実現するのです!
それでは、実際にCDataのMCPサーバーを利用して、Salesforceの商談データとローカルにあるExcelファイルを統合した商談レポートを作成してみましょう!
MCPサーバーと各種サービスの接続設定
統合レポートを作成する前に、接続の設定を行います。
今回インストールするものはこちらです
- 「CData MCP Server for Salesforce 2024」:Salesforce用のMCPサーバー
- 「CData MCP Server for Microsoft Excel 2024」:Excel用のMCPサーバー
- 「Claude(デスクトップ版)」:MCPクライアント
CData社のMCPサーバーを利用します。こちらは2025年12月末まで無償ベータ版が利用可能です。
Salesforce環境はDE環境を使用します。商談は全部で31件です。
ローカルExcelファイルはこんな感じです。商談は全部で53件です。
では、「Claude(デスクトップ版)」が2種類のMCPサーバーを同時に利用できるよう、準備していきましょう!
「CData MCP Server for Salesforce 2024」のインストールと接続設定
- 下記の「お問い合わせ」ボタンから、必要事項を記入後にお問い合わせ内容欄に「CDataトライアル希望(Salesforce用MCPサーバー)」と入力し送信します。インストーラのダウンロードまでご案内いたします。
- ダウンロードしたexeファイルを起動し、インストールします。
- インストールした「CData MCP Server for Salesforce 2024」を起動します。
-
「MCP Configuration」タブのプルダウンから、「<new Configuration>(新規設定)」を選択し、任意の名前をつけます。
今回は「salesforce」としました。
※Claude上で表示される名前になりますので、SalesforceのMCPサーバーということがわかるような名前にしましょう。
-
「Auth Scheme」を「Basic」に設定し、各項目に値を入力します。
- User:Salesforceログインに使用するするユーザー名
- Password:ログインに使用するするパスワード
- Security Token:ログインユーザーのセキュリティトークン(参考:Salesforce公式ヘルプ)
- Login URL:「https://login.salesforce.com/」
- 「Connect」ボタンをクリックし接続を実行します。「Connection was successful」というポップアップが表示されれば成功です。そして必ず「Save Configuration」をクリックして、設定を保存してください。
-
「Data Model」タブでSalesforceのテーブルが表示されているか確認します。
「CData MCP Server for Microsoft Excel 2024」のインストールと接続設定
-
下記の「お問い合わせ」ボタンから、必要事項を記入後にお問い合わせ内容欄に「CDataトライアル希望(Excel用MCPサーバー)」と入力し送信します。インストーラのダウンロードまでご案内いたします。
- ダウンロードしたexeファイルを起動し、インストールします。
- インストールした「CData MCP Server for Microsoft Excel 2024」を起動します。
-
「MCP Configuration」タブのプルダウンから、「<new Configuration>(新規設定)」を選択し、任意の名前をつけます。今回は「excel_local」としました。
※Claude上で表示される名前になりますので、ExcelのMCPサーバーということがわかるような名前にしましょう。 -
「Connection Type」で「Local」を選択し、「URI」にExcelで作成した「商談データ」が保存してあるフォルダの絶対パスを入力します。
また、AdvancedタブからOAuthが有効になっているままの場合があるため、ローカルの場合はオフにします。
- 「Connect」ボタンをクリックし接続を実行します。「Connection was successful」というポップアップが表示されれば成功です。そして必ず「Save Configuration」をクリックして、設定を保存してください。
- 「Data Model」タブでSalesforceのテーブルが表示されているか確認します。
指定したフォルダ内のファイル名と、その中のシート名がそれぞれ階層構造になるようですね。
「Claude(デスクトップ版)」のインストールと設定
- 下記サイトで、ご自分の使用されるOS版の「Claude(デスクトップ版)」をダウンロードします。
- ダウンロードしたexeファイルを起動し、インストールします。
- インストールが完了したら、「Claude」を起動します。
- 左上のアイコンをクリックし、ファイル>設定>コネクタを選択します。
「コネクタ」にMCPサーバーで設定した「Configuration名」の名称がそれぞれ表示されるのを確認します。
MCPサーバーの設定前にClaudeを起動していた場合は、アプリの再起動をする必要があります。左上の「ファイル」から「終了」でアプリを閉じ、再起動後に改めて接続を確認してください。
以上で、設定が完了です。
SalesforceとExcelの統合レポートを作成してみよう!
準備ができたので、早速、「Claude」を起動してみましょう。
「SalesforceとExcelのデータを使用して商談レポートダッシュボードをhtmlで作成して!」
と聞いてみましょう。
プロンプトが走り始めました。しばらく待機します。わくわくしますね。
HTMLスクリプトが出来上がっていく様子が見られます!
そして、出来上がった出力結果がこちらになります(生成AIなので毎回結果が変わります)。
Salesforceのデータとエクセルのデータが同時に分析されていることがわかりますね!
Excelの件数とSalesforceの件数も、用意した環境のものと一致します。
デザインについても、チャートごとにタブで分けられていてなかなか凝っています。
また、右上の絞り込みによってSalesforceからの商談だけで見たり、Excelからの商談だけで見たりする機能も付けられています。流石AIといったところ……と感心してしまいます。
今回は「SalesforceとExcelのデータを使用して商談レポートダッシュボードをhtmlで作成して!」という1行の命令から、背景情報を集めてこれだけの品質のレポートを作ってくれました。生成AIですから、おそらくもう一度実行しても同じデザイン、同じまとめ方にはならないと思います。しかし、出力の構成が気に入った場合は、以降の出力例としてそのhtmlを添付してみるとよいかもしれませんね。
まとめ
今回は、SalesforceとExcelを利用してレポートを作成しました。MCPサーバーを用いてより多くのサービスを接続していくと、複雑な出力が期待できます。CData社のMCPサーバーシリーズには今回のケースで使用したもの以外に、AmazonS3やBoxといったストレージサービスに対応したものや、CSVファイルやJSONファイルの読み込みに対応したものなど、幅広い取り揃えがございます。これらにも無償ベータ版の用意がございますので、ご希望であれば、下記の「お問い合わせ」ボタンから、必要事項を記入後にお問い合わせ内容欄に「CDataトライアル希望(○○用MCPサーバー)」と記載頂くか、MCPサーバーと接続したいデータソースの詳細情報を記載して送信頂けますと、適切な製品の無償ベータ版を準備いたします。
MCPサーバーの設定さえできてしまえば、あとはMCPクライアントに一言「XXと〇〇で~作成して!」と指示するだけで、目的のことをしてくれます。そのMCPサーバーの設定も簡単なものですから、AIを活用するのは意外とハードルが低いものですね。
もちろん、想定通りに出力するかどうかの精査をする必要がありますが、レポートやダッシュボード程度ならば、デザインやロジックなどの知識を必要とせずに、誰でも作成できることでしょう!
あなたのためのAI、ぜひ構築してみてはいかがでしょうか?
当サイトでノウハウ共有やSalesforceの定着促進・保守運用・開発を検討している方へ、様々なダウンロード資料をご用意しております。ぜひ資料をダウンロードいただき、ご活用ください。
様々なクラウドサービスが展開されるようになりましたが、まだまだExcelでのデータ管理が現役な現場は多いと思います。
今回はそんなExcelとSalesforceのお話です。
クラウドサービスであるSalesforceにデータ管理を乗り換えたものの、Excelが使い慣れていて手放せないという企業や現場もあるのではないでしょうか。
そうでない方、つまりSalesforceに完全に移行した方でも、Salesforceで一括編集のためにデータローダーやデータインポートウィザードを利用する時には、結局Excelを起動してCSVファイルを作ったりしますよね。CSV変換も面倒で知識が必要です。
ということで今回は、
「SalesforceデータをExcel上でデータ分析したい!」
「Excel上で編集したデータをSalesforceに反映したい!」
「データローダーやデータインポートウィザードが使いにくい!」
といった要望をまとめて解決できてしまうCData Excel Add-In for Salesforceを使用して、SalesforceとExcelを連携させる方法について紹介します!
最後まで読んでいただければ、ExcelがSalesforce操作ツールに早変わりすること間違いなしです!
さっそく見ていきましょう!
- CData Excel Add-In for Salesforce とは?
- CDataアドインをExcelに設定
- Salesforceとの接続
- Salesforceデータの取得
- Salesforceデータの更新、登録
- Salesforceデータの削除
- SQLを使用したデータ操作
- まとめ
CData Excel Add-In for Salesforce とは?
CData Excel Add-In for Salesforce(以下CDataアドイン) は、CData社が開発したデータソース連携サポート製品のうちのひとつです。
本ブログでExcelシート上のテーブルとSalesforceを連携させために利用する製品となります。
製品ライセンスは有償ですが、30日間の無償トライアルもございます。
無償トライアルをご希望の方は下記の「お問い合わせ」ボタンから、必要事項を記入後にお問い合わせ内容欄に「CDataトライアル希望(Excel Add-In for Salesforce)」と記載頂き送信頂けますと無償トライアルを準備いたします。
CDataアドインをExcelに設定
まずはアドインを導入する手順についてご紹介します。アドインというのは、Excelの機能を拡張させる外付けパーツのようなものです。
導入手順としてはダウンロード、インストールを行った後、Excelアドインの有効化を行います。
上記「お問い合わせ」ボタンからCDataをダウンロードしたい旨をお問い合わせください。
ダウンロードを終えたらインストーラーを起動し、インストーラーの手順に沿ってCDataアドインのインストールを完了してください。
この時、製品版インストールの場合には、ご契約中のライセンス情報を入力する必要があります。トライアル版の場合には、ダウンロード時に登録したメールアドレスに送信されたアクティベートキーを入力してください。
インストールが完了したらExcelのオプションを開き、アクティブなアプリケーションアドインにCData Excelアドインが含まれていることを確認します。有効化されていない場合は有効化を行ってください。
また、「オプション」>「リボンのユーザー設定」からCDataタブのチェックボックスにチェックがついているかも確認してください。ついていない場合はつけましょう。
ExcelのリボンにCDataタブが増えたのを確認したら、次の手順に進みましょう!
Salesforceとの接続
次に、ExcelとSalesforce組織と接続させましょう。この手順を終えればSalesforceのデータをExcel上で取得できるようになります!
Salesforceと接続する際はCDataタブから「データの取得」>「取得元:Salesforce」>「新しいSalesforce 接続」を順に選択し、CData接続エディタを表示します。
CData 接続エディタでは組織の接続設定を行うことができ、接続ごとに認証方法やBulk APIなどの設定が可能なほか、更新、登録、削除の3つの操作について権限設定を行うことが可能です。
今回はすべての操作を可能にしたうえで、Oauthで認可を行いました。
接続が完了するとリボンの「接続マネージャー」から確認できる接続中の組織一覧に追加されます。
準備完了です。それではさっそくデータを取得してみましょう!
Salesforceデータの取得
Salesforeデータを取得する場合、リボンにある「データの取得」を選択します。
既に接続済みの組織を選ぶか新規接続を行い、クエリ編集画面を開きます。
クエリ編集画面からは、GUIで取得する項目を選択でき、条件指定や並び替え等も行うことができます。
特に各項目に別名(Alias)を付けられるのはSOQLやデータローダーでのデータ取得にはない特徴です。項目のAPI参照名では使用できないような日本語も使えるのでありがたいですね。
また、少し注意が必要なのは「データの開始行」です。こちらはSOQLのOFFSET句に対応するものではありません。データ取得後、Excelシート上で表示する際に、シートの何行目から取得データを表示するかを設定するものとなっています。取得データの1行目はオブジェクトの項目名の行になっています。シート上部に図形やグラフなどを挿入したい場合、「データの開始行」を利用すると良さそうですね。
さらに、「自動更新」にチェックを入れると、常にシートを更新してくれます。自動更新の秒数を指定することができ、指定秒数が経過するごとにSalesforceから最新データがExcelシートに取得されます。
ローカルファイルでありながらも常にほぼ最新データを参照できるというのは便利ですね!
ただし、この自動更新を有効にしたままExcel上の値を編集していると更新のタイミングで編集中のデータが消えてしまいます。
そのため自動更新は、データを見るだけの場合にはON、データを編集する場合にはOFFにした方が良いかもしれません。
実際に取得したデータはこのように表示されます。
データを取得したからには、次は編集もしてみましょう!
Salesforceデータの更新、登録
データの更新および登録を行うには、一度「データの取得」でデータを取得したうえで、Excel上で編集を行ってから、「データの更新」でSalesforceに更新内容を送信します。
以下は更新する場合の例になります。取得したデータをExcel上で編集してみると、編集した箇所は赤字で強調されます。これにより、ミスタッチしたまま更新をかけてしまう心配もないでしょう!
編集が完了したらリボンの「行の更新」を選択し、特定の行のみをSalesforceに反映したい場合は「選択された行の更新」、シート全体の変更をSalesforceに反映したい場合は「すべての行を更新」を選択します。
更新後、Excel上で赤字になっていた部分は黒字に代わります。また、Salesforceを見に行ってみるとレコードが更新されていることが分かります。
データを新たに登録する場合でもほとんど同じ操作を行います。取得データの一番下に新規データを入力して「行の更新」を行います。
注意点としては、新規レコードを追加した際、Excel上ではIDなどのシステム項目が正常に表示されない場合があります。その場合は、「ワークシートのリフレッシュ」を行い、表示を更新することで正常に表示されるようになります。登録後には毎回「リフレッシュ」を行うと良いでしょう。
編集を終えたら、必要であれば自動更新をONにしておきましょう。
Salesforceデータの削除
Salesforceデータを削除する際もExcelから簡単に操作できます。削除対象の行を選択したうえでリボンの「行の削除」を選択し、レコードを削除します。
Salesforceを確認しに行くと、実際にレコードが削除されていることが分かります。
誤って削除してしまった場合にはごみ箱から復元しましょう。
SQLを使用したデータ操作
SQLを書ける方向けのお話です。
実はCDataアドインでは、Excelシート上でのデータ操作以外にもSQL形式でのデータ操作が可能です。データ取得の説明では省略していましたが、CData クエリの画面の中にある「SQLを表示」をクリックすると取得条件などをSQLに書き起こしたものが表示されます。このSQLを編集することで、より複雑な条件を指定することも可能です。
詳しい構文についてはCDataアドインのドキュメントに記載されていますが、SQL準拠なのでSOQLにはないJOIN句やUNION句などを使用することができます。SQLを使い慣れている方には特にありがたい機能かと思います。
SELECT
[Contact].[Id] AS 取引先責任者ID
, [Contact].[Name] AS 取引先責任者名
, [Account].[Name] AS 取引先名
FROM [CData].[Salesforce].[Contact]
INNER JOIN [Account]
ON
[Account].[Id] = [Contact].[AccountId]
AND [Account].[Id] = @顧客別_取引先責任者!G1
WHERE
[Contact].[Name] LIKE '%CData%'
LIMIT 100
今回の検証では扱っていませんが、SELECT文の他にもINSERT、UPDATE、UPSERT、DELETEなどの各種DMLの他、DDLについてもサポートされているようです。
まとめ
今回はCData Excel Add-In for Salesforceについて基本的なデータ操作とSQLを使用したデータ取得について検証してみました。
データの入力、変更が高頻度で求められる場合や、一括でデータを操作したい場合には大変便利なアドインではないでしょうか。
単にデータ連携できるだけでなく、自動更新やSQL準拠などの独特の機能もあり、使いこなせればかなり便利そうでしたね。ドキュメントを確認したところ今回紹介した機能のほかにもビューの定義やファイアウォール、ログなどの機能もあるようです。
また、CData Excel Add-In for Salesforceには30日間のトライアル版が用意されているため、気になった方はぜひ実際に触って確かめてみてください。
弊社ではその他CData社製品についてのご案内を行っているほか、「Salesforce導入サービス」 「Salesforce伴走・開発支援サービス」により、Salesforceを新規導入される方、Salesforceの定着・活用や運用保守・開発を要望される方に合ったサービスもご提案しております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
また、無償トライアルをご希望の方は下記の「お問い合わせ」ボタンから、必要事項を記入後にお問い合わせ内容欄に「CDataトライアル希望(Excel Add-In for Salesforce)」と記載頂き送信頂けますと無償トライアルを準備いたします。
当サイトでノウハウ共有やSalesforceの定着促進・保守運用・開発を検討している方へ、様々なダウンロード資料をご用意しております。ぜひ資料をダウンロードいただき、ご活用ください。
ここはWinter’25リリース更新のポータルです。
- 強制ログインは Winter ’25 で永久に無効化されます
- 非拡張ドメインのリダイレクト終了に備える
- Summer ’24 および Winter ’25 で Visualforce ページへのアクセスを確保する
- REST API を介してフローをユーザーコンテキストで実行
- ケースメール通知のシステムアドレスとしてデフォルトの No-Reply アドレスを使用
- ゲストユーザによる承認申請の編集または削除を回避
- フローでのセッション ID へのアクセスを無効化
- 組織のプロファイル設定を優先するために EmailSimple 呼び出し可能なアクションを有効化
- ナレッジの Lightning 記事エディターと記事のパーソナライズを有効化
- ボットユーザーコンテキストでフローの実行
- フローへの入力として会話インテリジェンスルール名を引き渡し
- メールを送信するための組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスの作成および検証
- 呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化
- フローでの従来の Apex アクションのアクセス修飾子の考慮
- REST API を使用した外部クライアントアプリケーション OAuth コンシューマーログイン情報へのアクセス
- Sales Engagement ベーシック ユーザーの Einstein アクティビティ キャプチャ権限の変更
- LinkedIn からリードを獲得するための設定の確認と更新
- 新しい注文保存動作で注文の詳細を迅速かつ正確に取得
Salesforce Winter’25 リリースに関する情報をお届けします。
対象エディション
この変更は、Essentials、Professional、Enterprise、Unlimited、および Developer エディションの Lightning Experience に適用されます。
背景と概要
REST API を介して実行されるフローでは実行ユーザーのプロファイルと権限セットを使用して、フローのオブジェクト権限と項目レベルのアクセス権が決定されます。
影響を及ぼす条件
REST APIを介したフローを実行している場合です。
発生する問題
REST API を介して実行されたフローは、実行ユーザーが編集権限を持っていないレコードを編集できなくなります。
対応方法
1.顧客にAPIを介したフローの実行があるか聞いてみます。
2.イベントログファイルブラウザー等を使用し、REST APIの実行ログがあるかどうか確認します。
3.REST API イベント種別のログにて、フローのURI (/actions/custom/flow が含まれる URI) が記載されたものがないか確認します。
4.当該REST APIについて、ユーザコンテキストの権限で問題あるか確認します。
5.対象部分の動作確認を行います。
参考サイト
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対象エディション
Sales Cloud を使用する Enterprise Edition、Performance Edition、および Unlimited Edition の Lightning Experience に適用されます。
概要
Einstein 活動キャプチャにアクセスするには、標準Einstein 活動キャプチャ権限セットが必要になりました。 「Einstein 活動キャプチャアプリケーションの使用」権限は、Sales Engagement 基本ユーザ権限セットおよびそこから複製された権限セットから削除されます。
影響範囲
「Sales Engagement 基本ユーザ」権限セットを利用している、もしくはそこから複製された権限セットを使用している場合は、Einstein 活動キャプチャアプリケーションにアクセスできなくなります。Sales Engagement 基本ユーザが引き続き Einstein 活動キャプチャを使用できるようにするには、2025 年 1 月 10 日までに権限を更新してください。
調査方法
手順1.「Sales Engagement Basic」ライセンスが使われている権限セットを見つけます。
※権限セットのリストビューで「ライセンス=Sales Engagement Basic」で絞り込みができないため、データローダを使用して特定します。
- データローダで権限セット一覧を取得します。
- 「Sales Engagement Basic」ライセンスを使っている権限セットを見つけて、LicenseIDを取得します。
- 上記で取得したIDで絞り込み、対象の権限セット一覧を取得します。
手順2.手順1で取得した権限セットを割り当てられているユーザを洗い出します。
- 設定画面のクイック検索に「権限セット」と入力し、権限セットの設定画面に遷移します。
- 手順1で取得した権限セットの設定画面上部にある「割り当ての管理」でユーザを確認します。
- 設定画面のクイック検索に「権限セット」と入力し、権限セットの設定画面に遷移します。
- 「標準 Einstein 活動キャプチャ」権限セットを選択し、設定画面上部にある「割り当ての管理」をクリックします。
- 画面右上「割り当てを追加」をクリックし、調査方法・手順2で洗い出したユーザに割り当てを行います。
- Change Einstein Activity Capture Permissions for Sales Engagement Basic Users (Release Update)
- 権限セットの考慮事項
- Manage Permission Set Assignments
- Amazon Connect を使用した Service Cloud Voice
- パートナーテレフォニーを使用する Service Cloud Voice
- Amazon Connect からのパートナーテレフォニーを使用した Service Cloud Voice
- Salesforceにログインし、右上の「設定」アイコンをクリックします。
- 左側の「クイック検索」ボックスに「リリース更新」と入力します。「リリース更新」をクリックします。
- リリース更新の一覧の[アーカイブ済み]から「会話インテリジェンスルール名を入力としてフローに渡す」を探し、「有効化」ボタンをクリックします。
- 有効化が完了したら、設定が正しく反映されているか確認します。
- フローへのインプットとして会話インテリジェンスルールを渡す場合、テストと有効化の手順を実行します。
- 次に、Flow Builder で ruleDevName 入力変数を作成し、作成した入力変数をおすすめ戦略または自動起動フローに追加します。
- お客様へ運用での利用があるかを確認します。
- お客様へ注文を含むパッケージのインストールがあるかを確認します。
- オブジェクトマネージャより注文、注文商品を選択します。
- 開いた先の画面の左メニューより、それぞれ「トリガー」「フロートリガー」「入力規則」を選択し実装の有無を確認します。
- ホームを選択し、クイック検索に「ワークフロー」と入力し「ワークフロールール」を選択します。
- 開いた先の画面でオブジェクトが「注文」「注文商品」の有効なワークフロールールの定義がないかを確認します。
- クイック検索に「プロセスビルダー」と入力し「プロセスビルダー」を選択します。
- 開いた先の画面でオブジェクトが「注文」「注文商品」の有効なプロセスの定義がないかを確認します。
- Enable New Order Save Behavior (Release Update)
- Test and Respond to the New Order Save Behavior
- (2024年8月) Salesforceの運用に関する重要なお知らせ
- Linkedinの契約をしているかどうか確認します。
- Linkedinの契約をしている場合、Linkedinの設定をしているかどうか確認します。
- Linkedinの設定をしている場合、LinkedIn アカウントを手動で切断します。
- 新しい設定を有効にして機能を再構成します。
- アカウントを再接続します。
- [設定] の [クイック検索] ボックスに[リリース更新] と入力し、[リリース更新]をクリックします。
- [LinkedIn からリードを取得するための設定の確認と更新]をクリックします。
- [使用開始]をクリックします。
- [テストを実行]を有効にします。
- ステップバイステップガイドに従ってテストを実行します。
- テストで影響がなければ、本番環境で有効化します。
- LinkedIn からリードを獲得するための設定の確認と更新 (リリース更新)
- LinkedIn Sales Navigator を設定する
- LinkedIn リードジェネレーション広告からのリードの生成
- Enterprise Edition
- Performance Edition
- Unlimited Edition
- Developer Edition
- Essentials Edition
- Professional Edition
- Enterprise Edition
- Performance Edition
- Unlimited Edition
- Developer Edition
- Salesforceにログインし、右上の「設定」アイコンをクリックします。
- 左側の「クイック検索」ボックスに「リリース更新」と入力します。「リリース更新」をクリックします。
- リリース更新の一覧から「呼び出し可能なアクションの部分的な保存の有効化」を探します。「有効化」ボタンをクリックします。
- 有効化が完了したら、設定が正しく反映されているか確認します。
- 呼び出し可能なアクションを使用する API インテグレーションが部分的な保存の動作に適切に対応していることを確認します。
- API呼び出しのテストを実行し、API呼び出しが成功した場合と失敗した場合の両方で、部分的な保存が正しく動作しているかを確認します。
- エラーメッセージやログを確認し、エラーが発生した場合でもデータが部分的に保存されているかを確認します。
- Salesforceのログを確認し、API呼び出しの結果やエラーメッセージを確認し、エラー対応を行います。
- [設定]の[クイック検索]ボックスに「組織のアドレス」と入力し、「組織のアドレス」を選択します。
- 組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスが登録されているか確認します。
- [設定]の[クイック検索]ボックスに「組織のアドレス」と入力し、「組織のアドレス」を選択します。
- [追加]をクリックし、[表示名]と[メールアドレス]を入力します。
- [目的]は「デフォルトの No-Reply アドレス」を選択します。
- [保存]をクリックします。
- 設定したメールアドレス宛に確認のメールが送信されるので、URLをクリックします。
- 「メールが変更されました」と記載された画面が表示されるので、「次へ」をクリックします。
- 再度、組織のアドレスページへ移動し、設定したアドレスの「状況」の欄が「検証済み」と表示されていれば設定完了です。
- Enterprise Edition
- Performance Edition
- Unlimited Edition
- Developer Edition
- [設定]からクイック検索ボックスに「リリース更新」と入力して、「リリース更新」を選択します。
- 「ボットユーザーコンテキストでフローの実行 」で、テスト実行を有効化します。
- 設定から「Einstein」と検索して「Einsteinボット」を選択します。
- 「私のボット」一覧のボットを確認し、フローを起動するボットがある場合は起動されるフローにCRUD操作があるか確認します。(レコードの作成・取得・更新・削除)
- CRUD操作を行うフローが実行される場合、権限が足りないとフローが失敗するため、動作確認を行います。
- フローの「メールを送信(emailSimple)」
- RESTAPIのemailSimple
- ApexのsendEmail()
- 「組織のアドレス」が設定されているか確認します。設定されていない場合は影響はありません。
- EmailSimpleを使っているフローを調査します。
- 差出人に組織のアドレスを使用しているかどうか、フローの要素を確認します。
- 「組織のアドレス」設定で、送信者メールアドレスの許可されたプロファイルに実行ユーザが割り当てられているか確認します。
- 方法A:組織のアドレス設定を見直します。
対象のプロファイルで使用できるように設定を追加します。 - 方法B:フローを修正します。
対応方法
現在、Sales Engagement 基本ユーザー権限セットまたはクローンを通じて Einstein 活動キャプチャにアクセスできるユーザに、 標準 Einstein 活動キャプチャ権限セットを割り当てます。権限セット マネージャーを使用して、権限セットの一括割り当てを実行することをお勧めします。詳細については、Salesforce ヘルプの「権限セットの割り当ての管理」を参照してください。
参考サイトURL
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対象エディション
Enterprise Edition および Unlimited Edition の Lightning Experience に適用されます。
次のテレフォニーモデルを備えた Salesforce 組織で使用できます。
Service Cloud と Sales Cloud では、Service Cloud Voice のすべてのモデルをアドオンライセンスとして使用できます。
概要
このリリース更新により、ruleDevNameという新しいフロー入力パラメーターが追加されます。このパラメーターは、会話インテリジェンスルールにリンクされている、おすすめ戦略と自動起動フローに送信されます。入力パラメーターには、ルールの API 参照名が含まれます。
詳細
会話インテリジェンスルールにリンクされているおすすめ戦略と自動起動フローに送信される、新しい RuleDevName フロー入力パラメーターが追加されています。この入力パラメーターには、ルールの API 参照名が含まれます。会話インテリジェンスルールの API 参照名を自動起動フローおよび Next Best Action フローへの入力として提供できるようになりました。
複数のキーワードを使用して 1 つの Next Best Action のおすすめを生成するシナリオを簡素化するには、会話インテリジェンスルールを入力としておすすめ戦略フローと自動起動フローに渡します。有効にすると、ルールの API 参照名が新しい入力パラメーターとしてこれらのフローに送信されます。
この機能を有効にする場合は、自動起動フローおよび Next Best Action フローの入力としてルール名を指定する必要があります。指定されていない場合、フローは実行に失敗します。
更新確認方法
対応方法
補足
テレフォニーシステムにて定義されたインテリジェンスシグナルでアクションをトリガーする「会話インテリジェンスルール」の作成する機能があります。
アクションとしては「自動起動フロー」を設定することができますが、今回のリリースで入力変数を使用することにより、会話インテリジェンスルールをフローへ引き渡すことができるようになります。
参考サイト
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対象エディション
この変更は、Essentials、Professional、Enterprise、Unlimited、および Developer エディションの Lightning Experience に適用されます。
概要
リリース更新より、「注文の新規保存方式の有効化」を有効化することで、注文商品を更新すると、新規注文保存動作はカスタムアプリケーションロジックを使用して親注文を更新するようになります。カスタムアプリケーションロジックは、入力規則、Apex トリガとクラス、ワークフロールール、フローで構成されます。Winter ’25 以降、この機能は新しい顧客組織に対してデフォルトで有効になっています。
影響
この機能を有効化することで親注文が更新されるようになりますので、有効化前に親注文が更新されるようにカスタマイズしている場合は、正しく動かなくなる可能性があります。Winter ’21 より前に作成された注文を含むパッケージは、デフォルトでは新しい注文保存動作のリリース更新をサポートしていません。
調査方法
この機能を有効化する前に以下を確認します。
方法A:注文、注文商品利用の有無を確認します。
方法Aの確認で利用ありと確認が取れた場合以下を確認します。
方法B:注文を利用したパッケージの有無を確認します。
方法C:注文、注文商品のカスタムアプリケーションロジックの有無を確認します。
対応方法
調査方法のA,Bはお客様確認の結果対処が必要であれば対処します。調査方法のCに関しましては、調査したカスタムアプリケーションロジックが想定通りに動作するかのテストが必要となります。
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対象エディション
この変更は、Pro Suite および Einstein 1 Sales Edition を除く Sales Cloud のすべてのエディションの Lightning Experience に適用されます。
概要
LinkedIn リードフォームから Salesforce にリードを同期している場合は、新しい設定を有効にして機能を再構成してからアカウントを再接続しないと、LinkedIn が従来の広告リード同期 API を廃止したときに、LinkedInリードの同期が停止します。
影響
LinkedIn は、LinkedIn リード ジェネレーション フォームからリード データを取得して Salesforce に同期するために使用される API を更新しました。この影響で、LinkedIn リードフォームから Salesforce にリードを同期している場合は、新しい設定を有効にして機能を再構成してからアカウントを再接続しないと、2024 年 12 月 16 日にLinkedIn が従来の広告リード同期 API を廃止したときに、LinkedIn リードの同期が停止します。更新は Winter ’25 から利用可能になります。
調査方法
方法A
※確認方法(右画像):[設定] の [クイック検索] ボックスに「LinkedIn」 と入力し、「LinkedIn アカウント」をクリックします。
対応方法
方法A
方法B
参考サイトURL
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対象エディション
以下の Edition の Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。
概要
この更新により、開発者は従来の Apex アクションが適切に保護されて、管理パッケージの他のコンポーネントでのみ使用できることを確信できます。また、従来の Apex 公開アクションが含まれているフローが失敗するようになります。
影響
この更新では、従来の Apex アクションの公開アクセス修飾子がフローで考慮されないといった問題を解決します。この問題は、管理パッケージからインストールされた Apex クラスを参照する従来の Apex アクションにのみ影響します。このリリース更新は以前に Spring ’21 で適用されました。この更新は Winter ’25 で再適用される予定です。
調査方法
パッケージ開発者の場合
①:パッケージ内のソースコードでProcess.Pluginをgrep検索、Process.Pluginインターフェースを実装しているApexクラスはないか確認します。
②:該当のクラスをApexアクションとして公開している場合、今回の更新によってパッケージユーザーのフローが失敗する可能性があります。
パッケージ利用者の場合
①:[設定]の[クイック検索]ボックスに「リリース更新」と入力し、「リリース更新」を選択します。
②:「フローで従来のApexアクションのアクセス修飾子の考慮」を選択し、テスト実行します。
③:エラーが発生したApexアクションについて、Process.Pluginを使用していないか確認します。
対応方法
パッケージ開発者の場合
引き続き実行可能なApexアクションとして公開する場合、適切な公開アクセス修飾子を設定するとともに、Process.Pluginを@InvocableMethodアノテーションに置き換えます。
パッケージ利用者の場合
ビジネスプロセスにとって重要にもかかわらずこの更新によって使用できなくなる場合は、パッケージ開発者にお問い合わせください。
参考サイト
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対象エディション
以下の Edition の Lightning Experience と Salesforce Classic に適用されます。
概要
このリリース更新は以前に Spring ’20 で適用されました。関連付けられた設定がユーザーアクションにより誤って元に戻された場合があったため、一部のユーザーでこの更新を再開する必要があります。影響を受けるユーザーの場合、この更新が組織で使用可能であり、Winter ’25 で再適用される予定です。
この重要な更新により、失敗した呼び出し可能なアクションの動作と影響が改善され、Salesforce Winter ’25のリリースでは、呼び出し可能なアクションの部分的な保存が有効化されました。これにより、外部REST APIコールでの呼び出し可能なアクションが失敗した場合でも部分的に保存されるようになります。これにより、データの一貫性が保たれ、エラーが発生した場合でも一部のデータが失われることがなくなります。
1つの要求で一連のアクションを呼び出した場合に 1 つの呼び出し可能なアクションの失敗でトランザクション全体が失敗することがなくなります。
影響
この重要な更新を適用しない場合、1 つの呼び出し可能なアクションが失敗すると同じトランザクション内の他の呼び出し可能なアクションがロールバックされます。この重要な更新を適用する場合、Salesforce は正常に実行された呼び出し可能なアクションの実行を 3 回試行し、実行に失敗した呼び出し可能なアクションのみをロールバックします。この機能は「部分的な保存」と呼ばれます。
設定方法
対応方法
参考サイト
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対象エディション
Database.com 以外のすべてのエディションの Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。
概要
強化されたメールセキュリティ標準に準拠するには、組織は [組織のメールアドレス] 設定で [デフォルトの No-Reply アドレス] を作成して検証する必要があります。
影響
強化されたメールセキュリティ標準に準拠するため、顧客が定義した、組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスがない場合はメールの送信が失敗することがあります。
この更新は Summer ’24 で導入されました。Salesforce はこれを Winter ’25 で適用する予定です。
調査方法
対応方法
組織のデフォルトの No-Reply メールアドレスが登録されていない場合は登録を行います。
参考サイト
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対象エディション
この変更は、Enterprise、Performance、Unlimited、および Developer エディションの Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。Einstein ボットの設定は Lightning Experience でのみ使用できます。
概要
この更新により、ボットがアクセス権のないレコードを意図せず作成または変更することを防ぐことで、セキュリティが向上します。更新は Summer ’24 で適用します。
影響範囲
下記 Edition の Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。
Einstein ボットの設定は Lightning Experience でのみ使用できます。
影響
ボットによって開始されたフローで、ボットがアクセスまたは変更する権限を持っていないレコードの作成、読み取り、更新、または削除が行われなくなります。
調査方法
対応方法
ボットから開始されたフローがすべてのフロー操作を実行できることをテストします。
フローが失敗した場合は、不足している権限を特定し、ボットに関連付けられているユーザー プロファイルまたは権限セットに追加します。
参考サイト
Salesforce Winter’25 リリースに関する情報をお届けします。
対象エディション
この変更は、Essentials、Professional、Enterprise、Performance、Unlimited、および Developer エディションの Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。
概要
この更新を有効にした場合、「メールを送信」アクションにて組織のメールアドレスを使用する場合、組織のメールアドレスプロファイル設定が必要になります。この変更はSummer ’24で適用されます。
影響
「設定」→「リリース更新」→「使用開始」によってリリースを有効にします。
この更新を有効にした場合、「メールを送信」アクションの送信者に組織のメールアドレスを指定する際、組織のメールアドレスプロファイル設定が有効になり、実行ユーザプロファイルが一致しない場合、エラーになります。
※「メールを送信」には下記の3種類の方法があります。
調査方法
調査方法:VSCodeでフローのメタデータを取得後、EmailSimpleで検索するなど。
(送信者タイプ=OrgWideEmailAddress)
対応方法
参考サイトURL
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対象エディション
この変更は、Enterprise、Performance、Unlimited、および Developer エディションの Lightning Experience および Salesforce Classic に適用されます。
今回の変更点
セキュリティ面の向上を目的とした更新となっており、今後はフローを実行したユーザーのブラウザーセッションIDを表示したりするための変数$Api.Session_IDを使えなくなります。
この変更は以前にWinter’24で適用され、一部ユーザーアクションにより誤って元に戻された場合があったため、Winter’25で再適用されます。
※セッションIDについて(そもそもセッションIDとは何か?)
セッションIDとは、接続しているユーザを識別するための接続情報です。ログインするごとに発行され、ログアウト時には無効化されます。セッションIDは、アプリケーションごと、または処理内容ごとに発行されるのではなく、ユーザごとに発行されます。
適用された場合の影響
現在フロー内で「$Api.Session_ID」を使用している場合、 対象のフロー内でセッションIDの使用が出来ず、処理に影響が発生します。
※変数の使用自体は可能、フローの処理自体は通るが、取得したセッションIDが以下のように伏字になってしまいます。
対応内容
フローで変数を使用しているかどうか調査します。
例:VSCode等でフローのカスタムメタデータを取得し、「$Api.Session_ID」で検索します。
使用していた場合は変数を削除、フローに適した修正方針を検討します。
GETSESSIONID() の関数で$Api.Session_IDと同様の結果が得られます。
設定有効化前
設定有効化後
※GETSESSIONID() の関数について
公式ヘルプ「GETSESSIONID」のページにおいて、
『$Api.Session_ID と GETSESSIONID() では、同じ値 (現在のコンテキストの現在のセッションの識別子) が返されます。』の記載があるため、$Api.Session_IDと値は同じです。
参考サイト